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2006年6月16日 (金)

オーストラリア

代表チームの強化を4年サイクルで考えるとすると、その手腕は協会と監督に懸かっていると思う。

つまり監督がどんなプランで4年を費やすか。

そしてそれを選び、サポートする協会。

4年の間に監督がプランを変更しなければならない時があってもおかしくない。

協会はプランの変更の必要があるのに手を打たない、もしくは打てない監督ならば交代しなければ代表は強くならない。

当たりか外れかはさておいて、今回協会は監督交代という手を打たなかった。

それに引き換えオーストラリア協会はW杯予選大陸間プレーオフのウルガイ戦の前に監督を交代した。

まずここが凄いと思う。

オーストラリアが大陸間プレーオフに進むまでの予選では負けても問題ない試合で引き分けただけで、その他の試合は全部勝ってる。

この状況で動ける協会って世界中どこにもなさそう… 

何か他にやむをえない事情があったりしたかもしれない、その辺はよく知らない、だとしても…

次に凄いのはここでヒディングを選んだこと。

ヒディングは昔から有名な監督だし、2002で韓国を率いてベスト4に導いてからの4年間はオランダのPSVを毎年リーグ優勝させているだけでなく、チャンピオンズリーグでも上位に勝ち進んでいる。

PSVはオランダではともかくヨーロッパでは選手を売るチームだからこの結果は凄い。

紛れもなくヒディングは名将。

だからヒディングを監督に選ぶことは予算があってまとものな協会ならたいしたことではない。

オーストラリアの凄いところはPSVと掛け持ちのヒディングを雇ったところ。

これは相当な賭けだよね。

当時は兼任できるのか?という疑問の声もあがってたし。

さかのぼれば掛け持ちの監督は居たみたいだけど、その場合は自国の優勝チームを率いている監督がそのチームをベースに代表を選んでいる場合。

だったら何とかなりそうでしょ。

オーストラリアのW杯初勝利がこんなに凄い決断の上に成り立っていると思うと、今はもうただ拍手を贈るのみという気がしてきます。

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